舞台「どろろ」

キャスト・スタッフ

生まれる際に十二体の鬼神に奪われた身体を取り戻すために旅をしている。目が見えない代わりに他者の存在を炎のような光として認識し、義手に仕込んだ刀を振るって闘う。

根は優しいが、一方で生意気かつ強かな一面も持つ。鬼神に襲われていた所を百鬼丸に救われて以来、共に旅をするようになる。民を虐げる侍が嫌い。

百鬼丸の弟だが彼が兄であることを知らない。父・醍醐景光から百鬼丸の腕の良さを聞きつけ、百鬼丸の存在を気にしている。

妖怪鵺（ぬえ）を付け狙う強靭な槍使い。鵺を追ううちに取り憑かれ、百鬼丸と対峙する。

妖刀・似蛭に取り憑かれた浪人。元は優しい男だったが、残酷な処刑を強いられ精神が崩壊し妖刀に操られるようになってしまう。妖刀が望むままに血を求め続け彷徨っている。

戦で両親と生き別れた浮浪孤児。戦で村の真ん中に板塀の仕切り”ばんもん”が建てられ国境ができてしまう。国境の向こう側へ連れていかれてしまった母親を探しに行こうと日々”ばんもん”へやってくる。

百鬼丸とどろろが旅の道中で出会う謎の法師。百鬼丸の宿命を知っているのか―

川に流された赤ん坊の百鬼丸に生きる道を与えた医者。体の十二箇所を失いこの世に生まれてきた百鬼丸に義手、義足、義眼等をあてがい育てたが、不思議な力を宿す百鬼丸を旅立たせる。

領土の繁栄のため、鬼神たちに、生まれてくるわが子の身体を差し出た。冷血漢で、己が利の為ならどんな手段も選ばない。

百鬼丸と多宝丸の母親。景光の命令で、呪われたわが子を泣く泣く川に流したが、百鬼丸のことをいつも想っている。

【アンサンブル】

【ダンサー】

原作：手塚治虫
脚本･演出：西田大輔

美術：乘峯雅寛
照明：大波多秀起
音響：山本能久
衣裳：瓢子ちあき
ヘアメイク：中原雅子
映像：石田肇／横山翼
振付：富田彩
小道具：平野雅史
演出助手：梅澤良太
舞台監督：清水スミカ

宣伝美術：山下浩介
宣伝写真：神ノ川智早

脚本協力：小林靖子／吉村清子／金田一明／村越繁

企画・制作：エイベックス・エンタテインメント／Office ENDLESS

舞台「どろろ」大阪・東京・福岡・三重